メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.110
2011.1.4

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ラオス初のＩＰＯ（新規株式公開)、現地から生の声をお届け！

　こんなのが欲しかった！
　「個別銘柄オリジナルレポート」　

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CONTENTS

01. 数値から見る2010年の株式市場
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
      （12月27日～2011年1月2日）
       ベト株特集
03. 噂のうわさ話
   　ASM (サオマイ建設投資)

・1営業日平均の売買高・売買代金
＋HOSE：4637万9788株・1兆5178億ドン（約60億円）
＋HNX：3492万2771株・1兆0171億ドン（約40億2000万円）

・1営業日の最大・最小売買代金：3兆8848億ドン（約153億5500万円）・5476億ドン（約21億6400万円）（HOSE)

・インデックスの高値・安値：549.51ポイント・423.89ポイント（HOSE)、187.22ポイント・97.44ポイント（HNX）

・上昇日数・下落日数（12月28日まで）：134日・114日（HOSE)、116日・132日（HNX)、128日・119日（UPCOM)

・年間騰落率：（12月28日まで）：-7.41％（HOSE)、-50.69％（HNX)、-18.05％（UPCOM）

・1営業日の最大騰落率：＋4.5％（22.28ポイント・1月4日）、－3.94％（19.86ポイント・5月21日）（HOSE)

・海外投資家の買越額：16兆4983億ドン（約652億1100万円）
＋HOSE：15兆6764億9000万ドン（約619億6200万円）
＋HNX：7967億7600万ドン（約31億4900万円）
＋UPCOM：250億7600万ドン（約9900万円）

・海外投資家の新規証券取引口座数（2009年11月30日～2010年11月30日まで）：1288（前年比48％増）
＋機関投資家：287
＋個人投資家：1001

02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（12月27日～2011年1月2日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の
多かった記事を紹介いたします。

1 位 ・ベト株特集・

製薬企業幹部が語る2010年業績である。29日付ダウトゥチュンコアン誌が報じた。

イメックスファーム医薬品(IMP)のグエン・クオック・ディン副社長によると
2010年の利益は推定で950～970億ドン（約3億7800万～3億8600万円)と年間計画を上回った。
2011年は10～15％の成長率を遂げることを目標としている。

434万180株の新株発行を実施したが、2011年第1四半期にも戦略的パートナーを対象とした
新株発行を実施する予定である。品質管理システムの向上に2010年だけで200億ドン（約8000万円）を投じた。
ビンズオン省にあるGMP-WHO基準を満たした総額1100億ドン(約4億38400万円)の工場が完成した。　

2010年単独業績は、売上高1兆9200億ドン（約76億4900万円）、
税引き前利益は年間計画を20％上回る3700億ドン（約14億7400万円）を見込んでいる。
2011年の売上高及び利益成長率は15％で設定している。

国内に販売店2500か所から構成される流通網を保有しており、製品400種類を市場に供給している。
神経疾患・心臓疾患・糖尿病向け特効薬の研究・開発リサーチセンターの設立を計画している。

2010年業績は、売上高7500億ドン（約29億8800万円）、税引き後利益700～750億ドン
（約2億7900万～2億9900万円）と年間計画達成を見込んでいる。
2010年業績計画は売上高1兆2000億ドン（約47億8100万円）、税引き後利益1200億ドン
（約4億7800万円）である。

2010年に991億ドン（約3億9400万円）から1982億ドン（約7億9000万円）への
増資を計画していたが、軟調な相場が続いたため2011年年初までの延期を決めた。
2010年の配当は額面比25～30％の現金配当である。

2010年業績は、・・・

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◆ここがスゴイ！VNダイレクト証券！
くわしくはこちら↓
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◆VNダイレクト証券は2010年3月30日、ハノイ証券取引所に上場いたしました！

VN ダイレクト証券はおかけ様で2010年3月30日、ハノイ証券取引所（HNX）に上場いたしました。
◎ 銘柄コード：VND
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2 位 ・ベト株特集・
11年は海外資金の流入が増加　ビナキャピタルの見解
[2010/12/30 15:30 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/101229072414.html

　ベトナム株式市場で知名度の高いビナキャピタルのAndy Ho投資部長は、2011年
のベトナム株式市場への海外資金の流入は今年以上に増加し、マクロ経済は安定
する見通しを示している。以下はその見通しについての同氏へのインタビューである。
26日付カフェエフが報じた。

記者)　国家証券委員会（SSC)発表のデータによると、年初11ヶ月のベトナム証
券市場への流入額は約9億2000万ドル（約763億6000万円）でしたが、どうご覧になっていますか？

Ho氏）　世界的にドル安が進行し、ヨーロッパ経済が低迷している背景で、対新
興国海外間接投資（FII）は増加傾向にあります。しかし、インドの284億ドルを
筆頭に、台湾90億7000万ドル、タイ18億ドル、インドネシア22億ドル、フィリピン
12億ドルと他の新興国には多額の資金が流入しているのに関わらず、ベトナムの
流入額は9億2000万ドル程度に留まったと見ています。

　原因は、2010年のインフレ率が前年の6.5％を大きく上回る11.75％にも達したことから・・・

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　高インフレへの懸念が拡大している中で、多くの専門家は金融引締政策を早
急に導入し、必要であれば引締度合いを高めるべきだと意見しているが、IS-LM
分析（短期における価格硬直性を想定した上で、国民所得と利子率を基準に財
市場と貨幣市場の同時均衡を分析すること）はベトナムでは通用しないとし、金利
引き下げなどの金融緩和政策を導入すべきと意見している専門家もいる。

これに対して、現在の背景で金融緩和の実施は失策だとベトストックのアナリスト

は反対する見解を示している。26日付ストックスが報じた。

1、国内貯蓄率(国内備蓄／国内総生産・GDP)が限界資本生産比率(ICOR＝投資/GDP)
を10％以上下回っており、ICORと貯蓄率との隔たりも10～13％に上っている。

2、直近数年間のインフレ率が継続して高水準にあること。2010年の消費者物価
指数（CPI)は政府目標の8％を大きく上回る11.75％となった。国民や企業は高
インフレへの懸念から国内通貨であるベトナムドンから距離を置き、安全なシェルター
と思われる金や米ドルを購入するために銀行から預金を引き出している。

3、金融引締政策。ベトナム国家銀行が基準金利を年9％とし、政策金利を
引き上げた。公開市場オペを通じて貨幣供給を抑制している。

4、通達13号と通達13号を修正する通達19号が施行されたこと。これにより、
銀行の自己資本比率(CAR）は8％から9％に引き上げられ、預貸率（LDR）
も銀行80％、その他金融機関85％とされた。また、一般企業(金融機関を除く)
の普通預金の25％までを預金残高に加算できることになっている。

これらの事柄は各金融機関の利用可能財務資本に大きく影響を及ぼし、市場金利
が高止まりしていることは当然と言える。

2006年から現在までの上場企業約600社の平均株主資本利益率（ROE)は18～24％
程度であるため、現在の貸付金利年18～20％は企業各社に重くのしかかり、経営不振に貶めている。

現在の背景で金融緩和政策を導入することは極めて危険なことであるが・・・

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ベトナム株企業情報 2010年版
～厳選350銘柄詳細レポート～
著者：ベト株ドットコム
監修：戸松信博
価格：2,800円＋税

03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

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けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・ASM (サオマイ建設投資)の巻！
(2011年1月4日発行ベトナム株通信第1254号)
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■ASM (サオマイ建設投資)■↑

　同社は22日、ベルギーのDesmet Balesstra社とASMの魚油精製工場に設置する精製設備供給契約を
締結した。投資総額は1500万ドル（約5億9800万円）、2011年末に稼動開始する見通しである。同案件は
毎年3兆ドン（約119億5200万円）の売上高と1500～2000億ドン（約5億9800万円～7億9700万円）の利益
を同社にもたらすと言われている。

04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「ペンキ塗り」です。

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

こちらベトナムはお正月を旧正月でお祝いするので、
旧正月(テト)を1ヶ月前に控えた今,みんな新暦のお正月は関係なく、
気持ちは旧正月まっしぐら。

新年を迎える前に大掃除をし家をきれいにするのはベトナムも同じ。
こちらのお宅では、ペンキ職人に外壁の塗り替えを頼んだようです。

一本の長い梯子かと思いきや、よく見ると長い梯子と短い梯子を紐で
縛りつけ長くしています。それを隣家の屋根にの上に立てかけて・・ませんね。
これも拡大してよくみると、下で支えになっているかのようにみえるつっかえ棒は
たまたま壁にくっ付いていたもののようで梯子を支えている訳ではないようです。

つまり、大小の梯子を繋ぎ合わせたものを最上部で紐で固定しぶら下げているだけです。
職人さんは、暑さ対策の帽子だけで、ヘルメットはしていませんでした。
さ・す・が・・。

朝早くから作業をしているところをみると、泊り込みで作業をしているようです。
旧正月前ですし、泊り込みということもあってきっと規定の料金に普段より高めの
チップを貰えるのでしょうね。

（photo by babatman）

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今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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